電子カルテ
当院ではダイナミクスという電子カルテを使っています。
- 紙カルテを使っていたんですが、開業して8年もたつと量が半端じゃなくなって、保管スペースも大変、探すのも大変。画像に関しては一足先にファイリングにしていたので、次はカルテだな、と。
- 電子カルテにした目的は保管スペースの問題のほかに、医師が直接処方を打ち込むことにより転記ミスが防げること、会計後の待ち時間短縮、レセプト業務の効率化などがあげられます。紙カルテからの切り替えには2年かかりました。通常業務と並行して作業したため、ダイナミクスの理解とセッティングに10か月、レセコンとして使用して1年、1年分の処方や検査の入力がたまってから電子カルテとして使い出したので、紙カルテとの併用はほとんどすることなく、どうしても必要な紙カルテだけ出してもらうやり方で切り替えできました。2007年9月からはレセプトのオンライン請求も行っています。
- 電子カルテにした結果、当初の目的はほぼ予想通りに達成しています。
ダイナミクスとは
- ダイナミクスを紹介します。ダイナミクスはマイクロソフトのアクセスをベースに作られた電子カルテで、作者は開業医の吉原先生です。全国に2,000人を超えるユーザーがおり、メーリングリストによる改善要望などに応えてもらえるので、機能は日々進化しています。
- 安いのが魅力で、当院で導入した時のソフトのライセンス料は1年目157,500円、2年目以降年額52,500円、それにサポート会社のサポート料が1年目136,500円、2年目以降年額84,000円でした。現在は㈱ダイナミクスがサポートも行っているので、初期導入費用が21万円、メンテナンス・サポート料が月額10,500円です。ハードはそれぞれの好きな物を選択できて、台数が増えても料金は変わりありません。当院では5台で始めましたが、200万円位で全部できました。大手の電子カルテやレセコンなら3倍くらいはかかったんじゃないでしょうか。当院では現在11台稼働しています。
- アクセスですので、ちょっと知識があれば自分の使いやすいようにカスタマイズすることもできます。私は30インチのモニターを使い、診療に必要な全部の情報が切りかえなしで見られるようにしています。また、クエリを使って患者ごとの検査予定をわかりやすく表示させています。メーリングリストには、「アクセスでできないことはない。やりたいと思ったらほぼできたも同然」と言い切る先生などがおり、自分のレベルはまだまだですが、可能性を感じさせてくれます。東京にある、各社の電子カルテが展示してある場所にも行ってみたのですが、自分でデータをいじれる電子カルテはありませんでした。データベースを作ったりいじったことのある先生なら、必要なデータを並べ替えたり変化させたり、使いこなしたいと思うのではないでしょうか。
- ダイナミクスはそんなことができる電子カルテです。






